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Vol. 59-02 2005年2月号 定価580円

特集「モダニズム心斎橋」

80年前、華麗に咲いた大大阪の華、心斎橋。美術、音楽、建築、ファッション……すべてが美しく、最先端のシティライフが出現した。心斎橋という名の夢の記憶。
その他、「旦那衆の、粋なる遊び」「断然トップ、モダニズムの音風景」など、モダニズムの光あふれる心斎橋が満載です。

[連載]

  • 上方伝法 言の葉寄席(32) 小佐田定雄
  • 近代大阪の人物誌
  • 「島成園と近代大阪の女性画家群像」(2) 小川知子
  • 東京人? 関西人のTokyo異聞(22) 中野晴行
  • 起源ハ大阪ニアリ(10)「日本初の『うどんすき』」
  • 戦火を越えたプロ野球(上)船越幹央
  • 大阪ことばを語りつぐ(49) 棚橋昭夫さん
  • キテレツ博物誌(10)「タヌキ」
  • 「個書」の書庫/言っ得!
「百貨店は連なる『美の回廊』」 橋爪節也

近代大阪の百貨店は美術館。呉服商時代から続く画家との関係が、百貨店美術部としての活動へ。作家たちが作品を披露した百貨店に、心斎橋の美の記憶をたどる。

「モダニズムの主役たちの競演」 高柳有紀子

画廊、画材店、美術研究所、百貨店美術部が集まる心斎橋は、大阪画壇の中心地。赤松麟作、普門暁、斎藤与里、鍋井克之、島成園……。サロンで語らい、交流を深めた画家たちの作品を誌上公開。

「モダニズムの傍らに咲く可憐な花、『柳屋』」 熊田司

モボ、モガが闊歩する心斎橋筋の裏路地に、近世の風情漂う一軒の商店があった。始まりは書店、そして竹久夢二との関わりから画廊へ。多くの風流人が集い、愛した「柳屋」の典雅と情趣。

「我が家のように温かい、『赤松洋画研究所』」 小川知子

指導は厳しく、しかし生徒からは父のように慕われた赤松麟作。彼が心斎橋に開校した「赤松洋画研究所」。多くの画家やデザイナーを育てた美術学校の授業風景をのぞいてみると……。

「大大阪の豊潤な交響美、『大丸心斎橋店』」 酒井一光

昭和8年、御堂筋と心斎橋筋の間に出現した「大丸心斎橋店」。現在も心斎橋のシンボルとして愛され、親しまれている百貨店建築の壮麗な姿とその歴史。