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豊かな恵みと、度重なる災禍をもたらしてきた淀川。100年前の改修工事で、大阪の街に新たな流路を刻んだ。京を大阪を結んだ舟運のにぎわい、明治時代の未曾有の大洪水、新たな川の底に沈んだ村々の記憶を振り返る。
淀川左岸にある故郷・毛馬を詠んだ与謝蕪村。淀川改修工事の実現に奔走した治水翁・大橋房太郎、河岸の豊かな自然を次世代に伝えるために奮闘する河川レンジャー――。リバーサイドで繰り広げられる、大阪人と大自然の物語を拾う。
人の手によって改修された河川には、100年の歳月を経てどんな自然が生まれ、育まれているのか。現地調査によって明らかになった生命の数々。都市空間の生物多様性を読み解く。
水面を埋め尽くす浮遊植物と格闘する。60kmも大旅行をする小さなカニを、河口から源流まで追跡する。淀川水系の現場調査に挑んだ市民グループ「プロジェクトY」の奮闘を追う。
旧中津川から新淀川へ。流れは変わっても、変わらぬ人々の祈りがある。川渡御、川魚の神饌、川にまつわる伝承。淀川河口部で受け継がれる3つ祭礼を細見する。
上流の豊里大橋から、河口近くの伝法大橋まで。右岸左岸を行きつ戻りつ全9橋。歴史の断片を求めて、淀川を跨ぐ人道橋を巡る。
その他、「明治の淀川漁業」「ムライの淀川流域探検 大阪市立下水道科学館」など、新淀川100年の歴史と、流域8区の魅力が満載です。